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2008/12/31

2008年回顧 by キッシー

キッシーの合言葉(キャッチコピー)

  エンタメ 世のため 人のため。人生はエンタテインメントだ!!

これは、昨年のこの年末メッセージを皮切りに、明確に打ち出させていただいたキャッチコピーです。キッシーも現在55歳。平均寿命までの年数は確実に減っていっています。怒っていても始まりません。まず、楽しまなくては、生まれてきた甲斐がないというもの。

来年もこのキャッチコピーの精神で、着実に仕事をして参ります。ご支援・ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。

さて、この1年も、以前にも増して多くの仕事の機会をいただきました。

使命その1-教育

1.キーワード「楽習」を通じた学ぶ楽しみの実現

今年も多くの受講生に囲まれる大講義『流通論』『共通自由特別講義ー上方エンタメ発展史』を担当できました。「楽習」をキーワードにしながら、楽しく学び、また、知る楽しさ、習う喜びを共有できるような場として、また、自ら自発的に問題を発見しそして解決していけるような精神が育める場として、授業を提供していきたいとのこれまでの基本姿勢を一層充実して展開できるようになってきたと自負できるものがあります。特に、共通自由特別講義というジャンルの講義には初挑戦でしたが、産経新聞大阪本社のご協賛を得て、社会人聴講生の受け入れも可能な市民公開講座として開講することができています。

また、教育活動の充実をめざして、シンポジウムをプロデュースし、各方面のご協力を得て実施しました。内容は、以下のとおりでした。

2008年度第2回「堺・南大阪地域学シンポジウム」
▼テーマ: 「地域活性化を視野に入れた魅力ある講義のプロデュース
      ― 『 上方エンタメ 』授業の経験を踏まえて―」
「魅力ある講義」とは、資格取得や能力涵養に繋がる講義、受講生の知的好奇心を掻きたて、学習意欲を誘発する講義など、多様である。言うまでもないが「受講生が多く集まる講義」を意味しない。また、そんな授業をプロデュースする条件。さらには、実現し円滑に運営していくためには、何が必要かを追究したい。
▼日 時: 2008年12月20日(土) 13時30分~15時30分
▼場 所: 桃山学院大学 聖ペテロ館 5階 第4会議室
▼内 容: 
・基調講演「魅力ある講義とは」
 (岸本裕一桃山学院大学経営学部教授・総合研究所所長)
・コメント
①「大学の授業の質的向上の観点からFD活動のあり方論」(坂手恭介桃山学院大学経営学部教授・副学長)
②「大学経営の観点から社会的プレゼンスを高め、大学の社会的貢献をしていくための授業のあり方論」
 (鈴木幾多郎桃山学院大学経営学部教授・常務理事) 
③「卒業生あるいは市民的立場から自身の大学生活を振り返る」
 (吉田謙一氏 OB、スタイリスト)
④「教育支援体制の充実の観点から採択された複数のGPプログラムでの取り組みの実績を踏まえた提言」
 (堀真須美氏 帝塚山大学TIES教材開発室)
⑤「大学の社会的インパクトと世論などを評価できうる観点から展望論」
 (山下良夫氏 産経新聞大阪本社編集委員)
主催:大阪府立大学・桃山学院大学
平成17年度現代的教育ニーズ取組支援プログラム
「地域学による地域活性化と高度人材養成」事業

2.熱心な大学院教育

修士論文作成中の院生2人を抱えて奮闘中。日本語能力がいまいちだが、問題意識は十分。1人のテーマは、中国における小売業の現状と展開。もう1人のテーマは、薄型テレビ市場の日中における競争構造。テーマは興味深い。中国への航空券を支給してやり、現地調査を実行させて、内容充足に努めさせているところ。

3.活発なゼミ活動

ゼミ活動は学部教育の重要な到達点ですので、力を入れて取り組むものと考えています。受講生の動機付けを絶えず行いつつ、卒業研究完成にまでリードして行きます。その結果の発表の舞台として、各方面のご協力の下で、岸本裕一ゼミナールの卒業論文発表会を実施しています。それは、産学協同・地域連携型「第4回 卒業研究発表会」として行われました。内容は下記のとおりです。

共通テーマ: 『マーケティングとエンタテインメントのコラボレーション』

日 時: 2008年1月21日(月)
       13:00 開会挨拶と開催趣旨のご案内
       13:10 第1部 発表会
       14:50 休憩
       15:00 第2部 発表会
       16:20 講評

会 場: 桃山学院大学 ハイビジョンシアター

【プログラム】 13:00~13:10 開会挨拶と開催趣旨のご案内
        経営学部教授 岸本裕一
        経営学部長 明石吉三
        教学担当事務部長 福島太郎 

〔ゲストコメンテーター〕
大島忠明(和泉市の社会福祉法人「いなば荘」理事長)
清水正博(イズミヤ総研代表取締役社長)
寺村創(行政書士)
中島清満(ディベロピンング・コンサルタント)
森川卓夫(MMラボ代表取締役・元ワーナーミュージックジャパン法務部長)

●第1部: 13:10~14:50(発表12分 質疑・討論8分)
 〔司会者〕桃山学院大学 経済学部長 梅本哲世

 発表時間   卒業研究テーマ・発表者
13:10~13:30 『テレビCMのエンターテイメント化』 伊禮ルミ子・吉田謙一
13:30~13:50 『広告デザイン~「口コミ」・blog時代の広告』 下方如加
13:50~14:10 『低迷するFM放送の活性化策』 鳥取祐美・山本香織
14:10~14:30 『From Japan⇒→⇒→⇒→to the WORLD-
         なぜ日本人アーティストは受け入れられたのか?』 高嶋初奈
14:30~14:50 『エンターテイメントの視点から見た日本のファッション・シーン』 楠 博輝

●第2部: 15:00~16:20(発表12分 質疑・討論8分)
 〔司会者〕桃山学院大学 経済学部長 梅本哲世

発表時間    卒業研究テーマ・発表者
15:00~15:20 『CSR視点からの地球にやさしい企業と生活者~
        真のエンターテイメントと持続可能社会をめぐって~』 杉本 光・丹田陽二郎 
15:20~15:40 『ベンチャー@ミュージックエンターテイメント戦略』 水島 孝
15:40~16:00 『エンターテイメントマーケティングから見たスタジオジブリ~宮崎駿作品~』               小田切由奈・勝間千昌 
16:00~16:20 『プロ野球をマーケティングする』 青木雄一郎・森田一也・弘石公平 

16:20~ 講  評

使命その2-研究

1.桃山学院大学総合研究所の所長として、大学の研究振興について責務を負ってきました。特に、「第29回桃山学院大学・啓明大学校国際学術セミナー」の開催については、全力投球で取り組めました。1982(昭和57)年に始まった韓国・啓明大学校との「国際学術セミナー」は29回目となり、本年は桃山学院大学にて開催となりました。
なお、この国際セミナーは、下記のとおりの進行で実施されました。さらに、第1報告は、畏友の森川卓夫さんとの共同報告として関与しました。

プログラム

1.期 間 : 2008年11月5日(水) 14:30~16:30
               11月6日(木)  9:20~14:50
2.場 所 : 桃山学院大学 聖ペテロ館5階 第4会議室
3.メインテーマ : 日韓経済・社会の諸問題
4.日 程:  

◇11月5日(水) テーマ:関西のマーケティング
         14:30~15:00 開会式
         15:00~16:30 第1報告 テーマ:「ヒット曲にみる関西―歌の三都物語―」
◇11月6日(木) テーマ:国際交流の諸相
         9:20~10:50 第2報告 テーマ:「円珍の唐留学と新羅人」
         11:00~12:30 第3報告 テーマ:「Migration, Foreign Direct Investment and Trade in Korea」
         13:20~14:50 第4報告 テーマ:「長期にわたる異文化接触による文化変容-アメリカ・ブラジルにおける日系高齢者のフィールドワークを通して-」

2.エンタテインメント・マーケティング研究

世界的ネットワークの着実な構築ができつつあります。国内の人的ネットワークの充実も一層重層的に実行できています。

3.流通に関する著書の刊行企画

現在混迷を極めている流通業界に示唆を提供し、また、業界外の人々にその理解を促進するような著書を、清水正博イズミヤ総研代表取締役とともに共同編集で出版を計画。今秋に入って、2回の研究会を開催しました。来年5月、創成社から出版予定です。『大恐慌回避のための流通ビジョン-グローバル・サブプライム・デフレ-』というのが仮題です。上記の2名を含む7名の共同執筆者の方々にご協力いただき、また、愛弟子の隅田孝君が第3編集者として加わって、重要な働きをしてくれるでしょう。

4.海外への研究出張

1)2/15-2/19 ニューヨーク大学でのエンタテインメントビジネスプロジェクト

2)3/26-3/31 ボストン市の地域政策研究

3)4/30-5/06 ロサンゼルスでの研究交流

4)6/19-6/20 大連工科大学と大連地域の小売業ヒヤリング

5)8/05-8/28 ロサンゼルスでの日本食の海外浸透に関する調査

6)9/09-9/15 ロサンゼルスへの岸本ゼミ海外研修旅行

7)11/24-11/30  ニューヨーク大学でのエンタテインメントビジネスプロジェクト

5.地域農林経済学会の活動

  近畿支部研究会の再構成-若手研究者の研究支援とプレゼンスの向上-として、下記のように実施しました。研究会後の懇親会では、若手研究者の発言も多く、大変な盛り上がりをみせたことを特記しておきたいと思います。また、近畿支部長の後、本年11月より企画担当常任理事となっています。

1.日時 2008年5月17日(土)PM12:50…5:00             

2.プログラム

・PM12:50 開会挨拶 地域農林経済学会近畿支部長 岸本裕一                

【第1部 現代日中農村地域における今日的課題】

(1)PM 1:00-1:55 第1報告 司会:橋本卓爾(和歌山大学)

テーマ:水田の不良資産化の経済分析-彦根市農振地区の水田を事例にして-

報告者:田中由紀子(滋賀県立大学)   討論者:大森けんいち(近畿大学)

(2) PM 2:00-2:55 第2報告 司会:浦出俊和(大阪府立大学)   

テーマ:山村集落のグリーン・ツーリズムと地域経営体の役割に関する日中比較分析-   元陽県土戈寨村と美山町北集落を事例にして-

報告者:高田晋史(京都府立大学)   討論者:厳 善平(桃山学院大学)

【第2部 食品産業マーケティングをめぐる今日的動向】

(3)PM3:15-4:10 第3報告  司会:宇山 満(近畿大学)    

テーマ:食品マーケティング・ツールとしてみたブランド・コミュニティの展開~インターネット利用型消費者向けリレーションシップ・マーケティンングの適用~     

報告者:隅田 孝(桃山学院大学)    討論者:小野雅之(神戸大学)

(4)M4:10-4:55 業界短信 司会:清原昭子(中国学園大学)  

テーマ:内外の食品小売産業の現況と今後の動向

発題者:清水正博(イズミヤ総研代表取締役)  

・PM5:00 閉会挨拶 地域農林経済学会副会長 宮崎 猛 (京都府立大学)

・PM5:20 懇親会(桃山学院大学マーガレット館・南テスティパル)

使命その3-社会的貢献


1.フジサンケイビジネスアイ紙上での連載コラム『キッシー教授のオフタイム教室』は、ご好評の中に、丸2年を迎えようとしています。当初隔週の掲載でありましたが、現在では、毎週に水曜日の掲載になっています。

2.産経新聞大阪本社版の夕刊で、毎週火曜日に連載コラム『キッシー教授のエンタメ授業』を掲載させていただいています。

3.日本マーケティング協会の月刊『ホライズン』でも、常任執筆者として各種の情報提供をさせていただく機会を得ています。

4.特定非営利法人FBO(料飲専門家団体連合会・日本酒サービス連合会・酒匠研究会連合会(SSI)・出雲佐香講の主催で、第9回名誉利酒師酒匠任命式典が、挙行され、キッシーも名誉利酒師酒匠に任命されたのでした。称号授与の理由としては、「日本酒のエンタテインメント性にいち早く着目して、日本酒の社会的評価を高めるとともに、日本酒全体の需要の拡大に貢献している。」ということです。この就任祝賀会を、来る2月15日にウェスティン大阪において行っていただけるという身の光栄。

その他、書ききれないほどの活動のチャンスをいただき、また、このブログへのアクセスも多くいただいており、感謝です。2009年もどうぞよろしくお願いします。

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コメント

桃山学院大学で兼任講師をしております隅田です。岸本先生と一緒に仕事をさせていただいております。
ブログを拝見しておりましたら私の名前が出ていましたので、コメントを書かせていただきます。
今春に共著書『大恐慌回避のための流通ビジョン -グローバル・サブプライム・デフレ-』を刊行すべく昨秋から研究会を重ねております。
極めてマクロな視座から出発し、実体経済つまり我々の日々の生活にかかわるミクロな問題へと焦点を絞っていく、というのが本書の読み進め方になるのかなと構想を膨らませております。

今回、本書を刊行するにあたり、隅田を編者の1人として加えていただき身に余る思いです。
毎日が緊張の連続ですが、多くの皆さんに手にとっていただける1冊になるよう気を引き締めてまいります。

投稿: 隅田 孝 | 2009/01/06 19:48

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